「お母さーん。髪の毛できなーい。」

私。
渡辺夢ゎ、なんと!!!
今日から、中学生。
父、日本。 母、アメリカ。
という、日本とアメリカのハーフ。
生まれつき髪の毛の色ゎ明るく、
小学生の時から、年上の人によく
睨まれた。

そして、今ゎちょうど
新しいスタートのために
バシッ!!!っとキメて行こうと
していたところ。

「夢ーーー。
ただでさえ目立つのに
よけいな事やらないの!!!!」

そー言ってお母さんゎ
私の髪の毛を全部ほどいた。
お母さんゎアメリカ人とゎ思えないほど
日本語がきれい。
そして、なによりとっても
頼りがいがある。

「髪の毛ゎもーいいから。
早くご飯食べちゃってー!!
祐海と里菜ちゃん来ちゃうよー。
初日から、遅刻とかやめてよねー」

祐海ゎ隣の隣の家。
里菜ゎうちから歩いて3分ぐらいの近所。

「はいはい。食べますよー。
ヤベッ。あと5分じゃん。」

「だから言ったじゃない。
もー本当にばかなんだからー」