答えなんて見えてなかった。 ただ、先生が小さく、そして可愛くみえただけだったの。 無理矢理、蓋をして。 傷付きたくないと願った想いは、そんな姿を見ただけで意図も簡単に壊れてしまうくらい脆くて儚いものだった。 ちょっとした言葉とか。 見せる仕草とか。 “私を本気で好き”なんて確信すらなかったけど。 もう一度。 貴方に想いを伝えたい……だたそれだけでした。