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そんな毎日が続き、私の不安は頂点だった。
猛の不可解な行動、
猛と一緒にいられない放課後・・・
それに猛、最近いつも眠そう。
「最近、猛変なの。何か知らない?」
結局頼ってしまうのは麻生君。
猛が教室にいないのを見計らって、麻生君を呼び出した。
「・・・」
麻生君は私の問いかけに、苦笑いをしたまま黙ってしまう。
やっぱり、何か知ってるの?
「お願い!教えて?」
怖いの。
猛が離れてしまいそうで・・・
目には見えない何かが迫っているような気がするの。
「お願い・・・」
一人の時間があればある程嫌な事を考えてしまう。
他に好きな子が出来たの?
私の事を嫌いになったの?
「賢!」
麻生君に詰め寄っていると、後ろから猛の声がした。
「あ・・・」
「澄子?何してんだよ」
猛は麻生君に“あっちに言ってろ”っと目で合図をしたのか、麻生君は教室に戻ってしまった。