#光輝side#


「あれ?岳屯がいねぇーよ」

居ないことに気付いてしまった、俺。

「あぁ、岳屯なら、帰ったけど?」

「帰ったって…何で帰れらせたの!?」

波重が言った。

「僕じゃないです。友達に聞いたら、帰ったって…」(←女の子です)

僕って…。

「まぁ、しょうがないから、もう、始めましょう」

正論を言ったのは、谷峨杜だった。

「そうね。では、今から、生徒会を始めます」

はい!と皆、声を揃え言った。

「っていうか、今日、何のために集まったんだよ。波重」

「波重先生ね。ってか、今それ言おうとしてたの!」

すみませんと俺は、波重に謝った。

「今日は…」