#光輝side#


朝、目が覚めたら、下から、母さんと誰かが、大きな声で話してる。

俺は下に行った。

「んだよ、朝から騒がし、い、な…」

「こっ、光輝!」

「あら、光輝、オハヨ。桃花ちゃん、来てるわよ」

なんで桃花がいんだ。

「なんで、桃花が、ここ…に?」

「時間、見て見なさいよ」

「時間…?」

俺は、家ん中の、時計を見た。

「ヤッベ!」

「光輝、早く着替えてきて!」

「桃花ちゃん、待っててくれるの?」

先行ってていいのに…。

「会長と副会長は、手取り足取り…ですからっ!」

「そ、そうなのぉ!世話かけるかもしれないけど…お願いねっ!」

何話してんだよ…。

「ほら光輝、早く」

「お、おう!」

「じゃ、母さん、行ってきます」

「行ってらっしゃい!」



俺と桃花は、学校へ向かった。