_ドタドタドタドタ_

あたしは、急いで、部屋に向かった。

「はぁ、はぁ、疲れた…」

部屋に入り、窓へ向かう。

_ガラガラガラガラ_

窓を開けると…

「ったく…おせ~よ…」

「ご、ゴメンゴメン…」

脱衣所で、ちょっとした事件があったんだから…

「何で、こんなに遅かったんだ?」

あ……

「あ、いやぁ…そのデスネェ…カクカクシカジカでして…」

詳しいことは…光輝でも言いたくない。

「まぁ、どうせ、お前の事だから、どうせドジなことしたんだろ?」

「ピ、ピンポ~ン……」

「ったく…昔っからそうなんだよ…」

あたしの昔を、光輝は知っている。

逆に、光輝の昔を、あたしは知ってる。

だって、『幼馴染み』って言う、特別な関係だもん。

これは、いつまでも、壊したくない…。



この後、光輝とたわいもない話しをし、寝た。