#光輝side#
 

「おぉ~ぅい!!!!!!!桃花ぁぁぁ!!!」

そう言って、現れたのは、桃花の中学からの親友、梶川 蜜乃だ。

「みつちゃん!!!久しぶりぃ!!!」

コイツは何故か俺が桃花のこと、好きって知ってる。

「光輝も、お久しぶりですぅ」

といって、ニヤッと笑って…

「相変わらず、ラブラブだねぇ♪」

「「そんなんじゃねぇ!(ない!)」」

………ハモッた……。

「そんなとこが、ラブラブなのぉ♪」

別に、ラブラブじゃねぇし///

「光輝顔あかいよ?どぉしたの?」

と言って俺の顔を覗き込んできた桃花。

「べ、別に赤くなんてなってねぇし」

「もしかして……照れてるの!?」

知ってるくせに言ってくるなんて…こいつ悪魔だ。

「な、なんで照れなきゃいけねぇんだよ」

「すこしは素直になったら?」

と俺の耳元で囁いた。

「何内緒話してんのー!?あたしにも教えて~!」

と何も知らない桃花は言う。

すると蜜乃は…

「内緒♪」

となんか誤解されるようなしぐさで言う。

そのあと、しばらく騒いでいた。

いつになったら、桃花は俺の気持ちに気付くんだろう…