#光輝side#


≪生徒会室≫

「みんな、遅くなった。スマン」

「良いって。気にすんな」

頑張ってやってくれてた。

「桃花は出口で、『ご協力ありがとうございました』ってやって来い。

「はぁい。頑張ります!!」

はぁ、正直言って、身近に置いておきたいんだけど…。

そう、上手くいかないもんだな。

…まぁ、やるか。

今頃なんだけど、俺は投票の際に、不正投票がないようにの監視役。

桃花以外のみんなが監視。

「ご協力ありがとうございました!!」

出口から、桃花の元気な声が聞こえてくる。

お?気づいたら、あともう少しで終わりだ。


投票が終わったっ!!

「はぁ…疲れた…。ずっと同じ事言ってたから、もう疲れた」

「桃花、何回疲れた言うねん!!こっちは桃花が来る前からやってんねんで?ごっつ疲れたわ」

「あぁ、そうだったね…。ゴメンゴメン」

はぁ、俺も疲れた。

「桃花。開票するから、お前は小日向の所に行ってろ」

「うん、分かった。みんな、頑張ってね?」

「おう!任せときや!!」

桃花は生徒会室を後にした。



「よし、開票だぁっ!!」