*桃花side*


「っもぉう…。光輝達、遅いなぁ」

「そうですね。もう20分たってますよ??」

何してるんだろ。

まぁ、光輝のことだから、頑張って拒否ってるんだと思うけど?

まぁ、真矢那ちゃんのことだから?そんなの受け入れないだろうケド。

「それより、今思ったんだけど…華香ちゃんは着替えないの??」

「……あ」

もしかして…華香ちゃん…。

「忘れてた…?」

「…はぃ…」

「じゃぁ、行かなきゃ。華香ちゃん、行こ!!」


≪控え室≫

「良かったね。まだみんな、相手が決まってなくて、選びに来てないから種類沢山あるね?」

「はい。それにしても、桃花先輩のドレス綺麗。桃花先輩も綺麗です。良いなぁ、光輝先輩。こんな綺麗な人が彼女さんなんて…」

「え///?!あ、あたし、光輝の彼女じゃないよ?!」

慣れたら良いなぁっていう、彼女願望があるだけで……。

「そうなんですか?!…あたしはてっきり付き合ってるのかと…スミマセン」

「ぃ、良いよ?気にしないで?…でも何かそう見えてたなんて…嬉し…いかも?」

光輝とカップルに見えてたなんて…///

「よし。華香ちゃん。ドレス決めよう!!」

「はい!!」