「んーっと、高3年になって引っ越して遠距離だったけど、そのうち連絡少なくなってきて・・・・。自然消滅。あははは。」

そう、私は怜とは別れた・・・・はず。

もちろん、私は忘れることなんてできなくて。

「わりぃ遅くなった。」

「遅い!純希。」

「ごめんごめん。」

「ま、美羽が話し相手だったからよかったけど。」

「よかった・・・。」

「もう!」

「ちょっと・・・・さつき・・・?私いること分かってるよね?」

「わかってるよ!」

「私の前ではイチャイチャしないでください!」

「っぷ。」

「何よ!」

「わはははは。」

「野原くんまで!」

「いや。美羽まったく、変わってないなーと思って。」

「うん、俺も同感!」

「・・・・・っもう!」