俺と友里恵は幼馴染。

友里恵は20歳。

「あのね、怜はほんと女心わかんないヤツね。」

「は!?」

「は!?じゃないでしょ。怜はまだあの子のことが好きなんでしょ?」

「は!?」

「もぉ、怜素直じゃないよね。」

「なんで?」

「顔。」

「顔!?」

「あんたさっき、美羽ちゃんだっけ?その子が行っちゃった時私に見せない顔してた。」

「え!?」

「そういう、好きな子はすぐ追いかけるのよ。」

「つか、なんで友里恵に言われなきゃいけないの?」

「あ゛!?」

「友里恵には関係ねぇーし。」

「そ、じゃ、いいわ。好きにしなさい。せっかくあたしがアドバイスしてやったのに。」

「ああ、それはそれはどうもありがとうございました!余計なお世話です。」

「じゃ。あたしは彼氏と、で・-・と・♥だから行くわね!!」

「っち!むかつくぜ。」