俺は美羽の手を引っ張りとりあえず座らせた。

「美羽、分かってる?」

「何が?」

「美羽が心配だから・・・」

「だから!!」

「変な男に絡まれないように俺も行く。」

「へ?」

とぼけたような顔をする美羽。

「だから!」

「わ、わかった。じゃあ、行こう?」

「ほら行くぞ!」

と俺は美羽の手をつかむ。

俺たちは手をつないでトイレまで行った。