昨日の夜は、全くと言っていいほど寝ていない…。 
というより、眠れなかった。…拓真先輩が頭から消えない…。
彼女いるのかな?とか、私のこと覚えてるかな?とか…。
って、どんだけ気にしてるんだ!!落ち着け私!!

毎回毎回こんな風に思うけど、1分ともったことがない気がする…。

次の日、学校の授業もほとんど頭に入らなかった。
1日中ボーッとしている私に愛華が、
「ねー…愛李~…ホントに拓真先輩?だったっけ?のこと好きなんじゃないの?」
だから、それでこんなに悩んでるんでしょっ!!ってつっこむところだった…
                                      「う~ん…なんか自分でもよくわかんない…。でも、拓真先輩のこと考えると夜も眠れないし、ポ~ッってするんだぁ…。」

「完璧に恋しちゃってんじゃんっ!!」って…。
「そーなのかなぁ…。」
そこで話は終わり今度、愛華と一緒に遊ぼう!と約束をして家に帰った。愛華ってば、帰る時に、
「あっ!拓真先輩のことはあたしに1番に言うんだよっ!!」だって。

愛華しか言わないっての。って、少し笑って
「うん!わかった!」と返事をした。