俺は急いで高橋から聞いた場所に向かった。



いた...



そこには、足を押さえて座っている小林がいた。

「小林!」

「あ...早坂君...」

小林はちょっと気まずそうに笑った。

「...大丈夫か?」

って俺が聞いたら

「全然平気です。」

...全然平気日本見えないんだけど...



「はぁ...保健室に連れて行ってやるよ。」

でも小林は

「大丈夫です。1人で行けます。」

いや...

絶対に無理だろ?



「あの...もう私に関わらない方が良いですよ?」

は?
急に何言っているんだ?

「今はそんな事どうでも良いだろ。ほら、早く保健室に行くぞ。」

俺が小林の腕を掴もうとしたら

バシッ!

思いっきり手を払われた。

「早坂君には...関係ない事だよ...」

!!

関係ない?
何だよ。それ。

「...あぁ。そうかよ。そうだよな。お前には槙野って奴がいるもんな。」

「だから、それは誤解...」

「もう良い!...余計な事して悪かったな。」

そして俺はその場から立ち去った。



アイツの言う通り、別に俺には関係ない事じゃないか。

なのに何でこんなにイライラしているんだ?

「...っ!」

バンッ!

俺は思いっきり壁を叩いた。