「ミオ、オミ君、こっちよ!」


飲食店街ブースで席を取っておいてくれた蜜柑が笑顔で手を振っている。


「お待たせ♪
あれ?
早苗と徹は?」


5人席には蜜柑しかいない。


「先にお昼ご飯買いに行ってるわ?
ミオ達も買いに行って来たら?」


「蜜柑の分は?」


「私は早苗に頼んだから。」


それじゃあと私とオミは、飲食店を物色することにした。


「あっ、アイス食べたい♪」


私がアイスを指差しながら言うと、オミは困ったように笑いながら首を振った。


「まずはご飯食べないと。
アイスはそれからね?」


ここにもお母ちゃんがいるよ…(T-T)


「はぁい。」


私達は再び店を見て回った。


私は焼きそばとフランクフルトを購入し、オミはタコ焼きとアメリカンドッグを購入した。