「じゃあ俺達と行こうよ♪
良いでしょ?
カップルシートとかあるんだよ?」


いつの間にか二人組にに左右を挟まれてた。


「イ・ヤ!!」


私は右側の男を睨みつけながら言った。


「怒った顔も可愛いねー♪」


へ、変態か!?


「とにかく、ついて来ないでくれる!?」


「えー?
良いじゃん♪」


左側の男が私の腕を掴んだ。


「ちょっと、離してよ!!」


「イヤだよー♪」


ん?


こいつらお酒臭い!?


「あんた達、酔ってるの!?」


プールでお酒販売しないでよ…


「酔ってないよー♪」


完全に酔ってるじゃん…(T-T)


「とにかく離してよ!!」


周りが私達の様子に気付き始めたけど、私が周りを見ると皆して視線を外す。