背番号4、福島恵、センター。

背番号6、岬梨子、パワーフォワード…


次々と発表されるなか、あたしは汗をかいた手のひらを見つめていた。

「背番号8、斎藤浅葱、ポイントガード」

「は、はい!」


…よし、頑張る。

絶対勝ってやるんだ。

相手にも、自分にも、、、