『………棗?』


Σ(´□`;)ハッ

意識が飛びかけた



さっきのことは聞いてなかったことにしよう。
姉貴に負けたなんて…



「…じゃあ行くか♪」


『うん♪』


そぉいえばずっと横で並んで歩いてるだけだな…

なんか手、繋ぎたいかも…


勇気を出して美柚に手を差し出した。



『…………?』


気づいたけどなんのことか分かんないみたいだな。


『あっ!!そぉいうことか♪』


美柚が手をこっち………あれ?


「美柚サン?何をしていらっしゃるんですか?」



美柚は手を上に上げていた。




『えっ?横断歩道渡ってるから通るためにあげてるんでしょ?』


………


「お前は小学生か!!」



思わず突っ込んでしまった。