「実は、ずっと好きだったんだよね。皆瀬のこと。」

!?

先輩が?

あたしを?

すっ好きぃ!!?

「うっ嘘だぁ!?」

思わず叫んでしまった。

「嘘じゃないよ。体育祭で頑張ってる姿見た時からずっと。」

ホントに…。

好きなんですか?

あたしのこと。

「あ〜恥ずかし///」

城戸先輩は顔を真っ赤にしている。

可愛いなぁ…。

はっ、あたし何考えてんの!?

ひとりで自問自答していると城戸先輩と目が合った。