ズ。」

唇が重なったまま、シャッターがきられた。

周りがシーンとなり、皆、唖然としている。

先輩が唇を離した。

あたしは、訳がわからなくて、ただただ呆然と立ち尽くしていた。

今…

先輩と…

キ……!!!!
キスした!!?

「せっせせ先輩!?今…。」

「キスしちゃった。」

「!?」

やっぱり夢じゃなかった!?
なっなんで!?
えっ!?

あたしはパニクり過ぎて、あたふたしていた。

すると、先輩が口を開いた。