「ははっ。そんな緊張すんなよ(笑)」

緊張しますよ…。

大好きな先輩とですよ?

しかも…もしかしたら、ラストショットかもしれないんですから…。

少し寂しい気持ちになった。

「あっ、カメラ貸して。」

「あっ、はい。」

あたしがカメラを渡すと、先輩は近くにいた友達に「ちょっと頼む。」と言いながらカメラを渡した。

あぁ…ついにツーショットだ!

しかも、先輩あたしの肩抱き寄せてるんですけど!?

あぁ〜ドキドキするよぅ。

写真を撮り終わったら…

先輩に…

告白するんだ。

「じゃあいくよー。ハイチー「皆瀬。」

シャッターがきられる直前、先輩に名前を呼ばれ、

「はい?」

と、先輩の見ると…


















唇が重なった。