そういう私に呆気にとられたお兄ちゃんと、
「うん、おやすみ」って手を振ってくれた
優君を背に私は、明日がとても楽しみで
「絶対、明日は晴れだ!」ってそんな気がして
ウキウキした気分でベッドに入った。




そして、翌日。
すっきりした気分で目が覚めた。

お兄ちゃんは、まだ眠そうな面持ちで
朝ごはんを作っていて、いつもより元気に
「おはよう!」って声をかけた。

お兄ちゃんは眠そうだったけど
「うた、おはよう」って、
嬉しそうに返してくれて
一緒にご飯を食べた。

みっちゃんは、いつもより早く
迎えに来てくれて、だから
私は「おはよう!」って
元気に挨拶した。




お兄ちゃんとみっちゃんと
いつも通り学校へ向かう。


天気はやっぱり晴れだった。