「その様子じゃ、仲直りしたみたいだね?」
「はい!!涼さんのおかげで…
……ひゃっ!!」
仲良く話す二人が気に食わなくて、華を抱き寄せる。
「なぁ涼?
なんでキスのフリなんかしたんだよ。」
「え?」
ニヤニヤと笑う涼。
やっぱりコイツ、なんか企んでたな。
「華ちゃんを泣かせたのがムカついたから。
啓飛が見てたから、丁度いいかな?って。」
そう言ってニコニコ笑う涼は
俺よりSだ。
「…やっぱり、啓飛いたの!!?」
「うん。俺は啓飛を見てたけど、啓飛本人は、華ちゃんばっかり見てたからね。」
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