頭を下げたままの二人に

華が優しく声をかける。




「二人とも…顔上げてください。あたしも啓飛も大丈夫です。

それに、二人のおかげで、もっと愛が深まりましたから♪」




そう言って、ニコッと綺麗に笑う華は

まるで女神のようで……




二人も見惚れていた。


もちろん、俺もだけど(笑)




「華ちゃん…ありがとう……」


「ごめんなさい…」


「気にしないでください。

またいつか会いましょう!!」





華の元気なオーラにより

二人は笑顔で帰っていった。




.