そんな彼女に
昨日から聞きたかったことをぶつけてみた。
「ねぇ華。
昨日、涼とキスしてなかった?」
「……は?」
何のことだかよくわからない顔、だな。
「昨日、華が走っていったのを追いかけてたんだ。
そしたら、205?の部屋で
涼とキスしたなかった??」
ちゃんと、唇がくっついているのは確認できなかったけど
華があんな甘い声を涼に聞かれたのかと思うと……
今すぐにでも、殴り飛ばしたかった。
「ぁ、あれか!!」
俺の説明で、わかったみたい。
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