目の前が真っ暗になる。
……どうして…
「…フフ……
やっぱり、あなたの負・けね。」
「…っ!!!」
最後に、そんな言葉と
不適な笑みを浮かべて
その人と瑠亜さんは
中庭に行ってしまった。
……待って
待ってよ。
あたしは
啓くんの彼女じゃないの……?
フラッ
「華ちゃん!!」
足がふらつく。
壁にぶつかりそうになったところを、涼さんに助けられた。
ガシッと、腰辺りを支えられる。
「…大丈夫?」
「……ぁ、はい。
大丈夫…です。」
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…