「っ……」 華の声に 仕草に 顔に 体に 唇に 瞳に 華の全てに、高鳴る心臓。 「……華…」 「…啓、くん…」 目を潤ませる華を見て ふと、思う。 本当にいいのか? このまま、俺のものにしてしまっても… 高校生だって、まだお子ちゃま。 そんな華を 俺が奪っていいのか…?? .