「…面白いわね……

言っとくけど、今日と明日だけの戦いだなんて思わないでよね?


どちらかが負けを認めるか、啓飛の気持ちが変わるまで続けるから。」




……ぇ…



そんなの…






「じゃ、啓飛。

また後でね。」


「……」




そう言うと


瑠亜さんは、颯爽と去っていった。




「……行くぞ。」


「…ぇ……」





より一層、不機嫌な顔で


あたしの腕を引っ張り

歩いていく。





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