ちょっと拗ねてしまった華は メイクで跡を隠している。 はぁ 仕方ないな。 「ほら、なんか買ってやるから。 行くぞ?」 「え……」 不機嫌な華には 食べ物が有効だ。 俺は華の手を引いて 屋上を下りた。 やっぱり 華は天使だ。 華は、 『幸せにしてもらってる』 って言ってたけど 幸せにしてもらってるのは 俺の方だ。 このミサンガ… なんか『俺と華』って感じじゃね?? 白と黒 天使と悪魔 俺と、華……… .