「ごめん、夢中になり過ぎてた。

苦しかった?」




肩で息をしてる華。


ちょっと申し訳ない…



止まらなかった なんて


20過ぎたオヤジが……泣




「苦しかった……けど
幸せだったからいいや。

啓くんのキス、好きだから…」


「!!」




ふにゃっと笑う

天使のような華。


背中に、白い翼が見える…





「なんか、啓くんは
天使みたいだね♪」



……は??


いきなり、そんなことを言う華を

引っ張って起こす。




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