左腕は肩を抱き寄せて


右腕は、頬に添えて




華の唇に


キスを落とす。




誰もいない屋上。



俺らだけの吐息が聞こえる。




「ん…」


「…華」




どんどん、余裕が無くなっていくのがわかる。



ヤバい。

好きだ……





「……!!」











ドサッ




その勢いのまま

華を押し倒した。




「…っ……」



俺のキスに、必死についてくる華が

可愛くて仕方ない。




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