これだけ見たら 圧倒的に、敦のが有利じゃね!? 「あたしもつけてあげる。」 「あぁ、サンキュ。」 俺も華同様、左腕につけてもらった。 ミサンガなんて、中学生以来かもしれない。 懐かしい感じがする。 「ぁ、そうだ。お金!!」 「え?」 財布を出して ミサンガの金を払おうとする華。 いいってば… ……ぁ。 イイこと考えた。 「…じゃあさ。 お金の変わりに……」 「……え?」 .