「……華の浴衣、楽しみにしてるから。 おやすみ…」 …っ!!!!/// 腕を引かれ 耳元で言われた。 啓くんの声が 波みたいに、身体中に広がる。 じわじわと 身体が熱くなってくる… 「じゃ… また明日」 「ぅ、うん…」 挙動不審なあたしを見て 鼻で笑う啓くん。 そのまま 隣の家に入って行った。 ……ズルいよなぁ… あんな風に言われたら ドキドキしないワケない。 オトナの色気?(笑) .