あたしは、ちょっと啓くんに対抗して

イジワルを言う。




「絋花に誘われたんだ♪この前の4人で回らない?って。

だから、いいもん。


啓くんが来ないならそれでも」




きっぱり言い切って

そっぽを向く。



こんなんで

啓くんが焦るなんて思ってるワケじゃないけど


ちょっとだけ、言わせてよ。




「華……

俺に歯向かうなんて
いい度胸だな?」


「…え…」







ギシッ…



啓くんが、勢いよく

あたしに跨る。



軋むソファー…





……ん?





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