抱き寄せられて、ソファーの上でピッタリくっつく。
冷房なんかわからないくらい
身体が熱くなって…
啓くんの大きな手の感触が
あたしをさらに赤くさせる。
「ぁ、あたしはお子ちゃまだからフリフリが似合うだろうけど…
浴衣みたいな大人っぽいヤツも似合うもん!!////」
啓くんから離れようと
精一杯、押して抵抗する。
……まぁ、適うワケがない。
「ほら、オトナしくして?」
「っや…!!////」
パサッ
軽く肩を押されただけで
後ろに倒れてしまった。
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