啓くんを見ていたけど

恥ずかしくなって反らしてしまった。




「…なんだよ。

反らすなよ?」





クイッ


顎を持たれて

上げられる。




啓くんの透き通った瞳が


あたしを捕える。




……反らせないよ…///




「…で?

来てほしいんだっけ?」


「……ぅ、うん」



何かを探られてるみたいに


心臓がバクバクする。




「…華、何やるの?」


「か、カフェやるんだ!!
浴衣カフェっていうの♪」


「浴衣?」




啓くんが一瞬

顔をしかめた気がした。




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