「キスしてやるから……

許して?」




ペロッと舌を出して

近づいてくる啓くん。



やった。

作戦成功??




「……何それ…」



あたしは、そんなことを言いながらも

啓くんを受け入れていた。




暑い夜


あたしの身体は



熱くなっていくばかりだった。





「アイス食う?」


「うん!!ありがと啓くん」




啓くんが買ってくれたアイスを受け取り

早速、袋を開けた。




あぁ…

冷たくて美味しい……




「美味しい…」


「やっぱり、暑い日はアイスだよな。」




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