「こんばんは♪これ、母が作った肉じゃがです。
食べてくださいね!!」



肉じゃがの入ったタッパーを渡すと

目を輝かせる啓くんママ。




「肉じゃが!?ありがとう♪
早速食べるわ!!

ほら、華ちゃん上がって」



促されるまま

啓くん家に上がり


啓くんママと一緒にリビングへ。




「啓飛〜♪華ちゃんよ〜」



リビングには

ソファーに座ってお茶を飲んでいる啓くんがいた。




「……華?どうかしたの?」


「肉じゃがを持って来てくれたのよ!!!」




啓くんは、あたしに視線を移した。




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