「……啓くん。

これからも、こんなあたしだけどよろしくお願いします…」



「…あぁ……」




駅が見えてきた。



俺は


堪らず



華の妖艶な唇に

キスを落とした。




ただ触れるだけなのに


すごく、ドキドキする。




「……当たり前だろ…?

ほら、行くぞ」



「…はぁい////」




手を繋いで、駅に行く。


……幸せだな、俺は…




こんなに愛しくて


大切な人と一緒にいれて




一緒に


誕生日を過ごせるなんて…




ホントに、幸せだ……




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