「ちょっと待ってよ!!
昨日は“私とは関係ありませーん”って感じだったくせに、なんなのコレっ!!」




そうだよ。
しゅーちゃんがそんな感じだったから私も合わせて、他人を装おってたのに!!!!



「え?俺そんなこと言った?」

「言った!!」




キャラメルミルクティーをガシャンと置いてしゅーちゃんを見ると。

うーーんと昨日の出来事を思案してる。





「そんなこと俺言ったかな~。」

「言った!!!
それに…あからさまに嫌そうだったじゃん!!!」




こっちがドン引きするくらい慌てちゃってさ。





「そりゃー、突然昔の彼女が部下として現れたら普通びっくりするだろ??」


「だけど…!!!」


「うん。言いたいことはわかるよ。
俺たちキレイな別れ方はしてないから伊織が俺のこと許せない気持ちもわかる。だから…、動揺したんだよ。」




そう言ってしゅーちゃんは寂しそうに笑った。