「空美(クミ)!早く起きなさい!!」 カーテンの隙間から日差しが射してきた頃、あたしはお母さんに無理矢理起こされた。 「まだ眠いのに~。」 そう呟いてふと、部屋にある時計を見ると 8時20分。 えっ?! 8時20分って… 完全遅刻じゃない!!