怖くて仕方ないよ

忘れれそうだったのに

龍がいるから…


様子がおかしいことに

気がついた龍は心配そうに


【どーしたん?】


【なっ、なんでもないの!!】

作り笑いをして

ごまかしていた。



【言いたくなかったら

 無理には聞かんで?

 そやけど言ったら楽に

 なることもあるもんや。

 俺はお前を支えるからな?】



嬉しかった。

涙が止まらなかったよ…

私は龍に

過去にあったことを

はなすことにしたの