そんなあたしの心の声は虚しく、美華は早速席が近い子と話し出した



美華はスゴいなぁ〜



まぁ、あたしも席つこっと




あっ、海斗くんもう席座ってる
席隣だし、勇気出して話しかけてみよっかなぁ〜




「か、海斗くん!!これから、よろしくお願いします!!」



「海斗」


へっ!?



「くん付けなくていーから!!あと敬語も。」



「うんっ、分かった!!」




「あんた本当おもしろいね〜なんで、そんな緊張するのっ!!」


海斗くんは、笑いながら言った




あたしは、笑われたことが恥ずかしくて、自分の席についた