『だって…こっちから
一方的に別れたんだし…
ずっと…謝ろうと
思ってて…』

「いやあたしは別に…」




ヤバい

泣きそうになってきた


なんで今更…

そんなこと言うのよ…


「あっ、あたし別に
何とも思ってな…」


『ゆーぅきっ!』

トツゼン現れた女

…ダレだこれ?


『あ…鈴(リン)』





…え?!

この人も“りん”?!


まさかこの人ー…


『あ…凛あの…こいつ
か、彼女の鈴…』

気まずそうに
言いずらそうに
祐希が言った


『あ、で鈴。この人は
中学ん時の同級生…』


“元カノ”とは
言わないんだ

ま、そりゃそーだけどね


『ゆぅきの同級生?
あたし細越 鈴!
ゆぅきの彼女です。
あはっ★よろしくね』

うざ…

「あ…ども、よろしく」