圭織と…
付き合う?
ああそっか…
告白がうまくいったんだ
両思いなのか、カズ
「よかったね!カズ
実はあたし圭織から
相談されてたからさ、
うまくいって良かった」
どくん…どくん…
「圭織ヤキモチ焼き
だからさー、
ウチらのこと
誤解してたみたいでさー
あはは…
そんな、ないのにね」
抑揚のない声で
べらべら喋らさる
『アキ…』
「あ、だったら
朝独りで行くよー!
誤解されるし。
圭織を迎えに
行ってやんなね」
どくん…どくん…
「じゃ…また明日…」
あたしはカズの部屋を
飛び出た
バタンッ!