「ただいまー」
8時半
遠賀家着。
疲れたあーぁー…
バタンッ
『あ!挨希子ちゃん
おかえりー!』
「あ、ハルさん!
カズ…帰ってますか?」
『和希くん?まだ…』
「そうですか…」
珍しい
あたしより遅いなんて
片付けまだなのかな?
8時半前に
和は帰ってきた
「あれ?おかえりー!
遅かったじゃん
あたし先に
ご飯食べちゃった…!」
『ややや!片付けっ!
女子帰んの早ぇだろー
男子だいぶやったぞ?』
「ごめ☆気にすんな」
『悪びれてないし…!』
その後お風呂に入って
和の部屋に行った
コンコンッ
「カズ~?入るよ?…
『バッ…!ちょ待て!』
ガ
チ
ャ
「ちょちょちょ!///
なんで上が裸なのよ!
服着てよ!」
『だから待てっつった!
お着替え中ですわ、
いやん』
殴
全く…
でも筋肉ムキムキ
だったな…
1年の頃はなんか
小さくて可愛い感じの
弟みたいだったのに
コイツが剣道?!
って思ったねぶっちゃけ
今は背も伸びて
ちょっと男っぽくなっちゃって…
て!何を考えてんだ自分
「入るよー」
再び。
「え、真っ暗じゃん!」
『俺夏は電気
つけてないんだよ!
暑っちいじゃん』
「だからってあんた…
原始人かよ…笑」
『うっせ…』
なんか…ちょっと
どきどきする
「ねぇ、カズ…あのさ」
ありがとう
そう言おうとした
その時だった