みーの前だけ素直になれた。




ぱぱは、ままのことを忘れたように働き出した。





ままがしんだあの時から、パパの心の時計は止まっていた。





動くのは時計の長針だけ・・・





つまり時間だけが過ぎ去っていた。





大事な短針は、こころを失くした兵隊みたいに・・・





いろんな方向に動き出していた。