ねぇ・・・これから私誰をたよって生きていけばいい・・・?





優しくて、大らかで、私の唯一の自慢だった、大好きなままほもういない。





私は・・・ままがいなきゃ生きていけないのかもしれない。




本気でそう思った。





ふわっ。





病室の前で茫然と立っている私に、だれかが上着を掛けた。





みーだった・・・。





「俺が傍にいるから・・・美衣子さんのかわりに、いろんな話を聞くから・・・梨衣を絶対まもってみせるから、泣いていいんだよ・・・???」





みーはいつも私のほしい言葉をくれる。