一人で浸っていると要から『入口の外に居るから早く来い』と連絡が入ったため、急いで下りた
ちょうど退社時間ラッシュのため、出入口に1人で居る要を誰しもがチラチラ見ながら通り過ぎて行った
そこへ現れたのが営企のチンチクリンだ
しかも、ちょっと変わった子だ
だが変な子でもあるが見た目の可愛さがあるため、男性社員から敬遠されているわけではなかった
女性社員の嫉妬の目も気にせず…いや、たぶん鈍感なだけで、要を見付けるとルンルン気分で駆け寄った
「今日終わるの早いね」
「いつも通り仕事してたら見れないからな。始まるまで時間あるし、先に飯でも食いに行くか」
時間を確認し、歩き出した要を追うように美亜も続いた
身長が150センチ程しかない美亜と、180センチ程ある要
この2人が並ぶとデコボコだ
寄り添う事なく歩く2人の姿は、傍から見れば恋人同士に見えるのか
それとも、兄妹に見えるのだろうか
人とすれ違う度に、誰しもが振り返る事を気にしない要と、気付かない美亜であった
ちょうど退社時間ラッシュのため、出入口に1人で居る要を誰しもがチラチラ見ながら通り過ぎて行った
そこへ現れたのが営企のチンチクリンだ
しかも、ちょっと変わった子だ
だが変な子でもあるが見た目の可愛さがあるため、男性社員から敬遠されているわけではなかった
女性社員の嫉妬の目も気にせず…いや、たぶん鈍感なだけで、要を見付けるとルンルン気分で駆け寄った
「今日終わるの早いね」
「いつも通り仕事してたら見れないからな。始まるまで時間あるし、先に飯でも食いに行くか」
時間を確認し、歩き出した要を追うように美亜も続いた
身長が150センチ程しかない美亜と、180センチ程ある要
この2人が並ぶとデコボコだ
寄り添う事なく歩く2人の姿は、傍から見れば恋人同士に見えるのか
それとも、兄妹に見えるのだろうか
人とすれ違う度に、誰しもが振り返る事を気にしない要と、気付かない美亜であった