五分も経たないうちに

戻ってきた。


「和也先輩、なにしてたの?」

「あいつのこと潰してきた。もう学校にはいないから大丈夫」

優しく抱きしめてくれた。


『ありがとうございます…』


涙が止まらない

身体も思い出すだけで震える